最初に結婚を決めた人と、永遠に幸せな家庭を築いて一生を共にすることができれば、それは理想ではあるのですが、必ずしもそうはいかないこともあります。
だからといって、それが不幸とか失敗とは考えるべきではないですね。
子供を持つ相手と、一生を共にする相手が別という事は、いろいろな状況で起こります。
再び理想の相手に出会う事はできる
離婚、死別など、不本意な別れはもちろんですが、例えば20歳の時に未婚で子供を産んで、40歳を過ぎてから本当の魂のパートナーに出会ったという人もいます。
子供を産み育てた20年のうちに、自分自身が成長して、さらに成熟したパートナーに出会って幸せになれて、子供の父親とは結婚しなくて本当によかったと思う、と言う人もいます。
例え、不本意に離婚や死別があったとしても、再び良きパートナーに出会う事はできます。
魂のパートナーはこの世にひとりしかいないわけではありません。
一生涯を共に過ごすご縁
離婚した場合、仲の良い両親として存在してあげられなかったことに関しては、子供に素直に謝るしかありません。
ですが、でもその方が、一緒にいても気まずい、愛のない両親の元で育つより、家族みんなの魂や精神のために良いと判断したということを、理解してもらってください。
結婚しないで、子供を産むことを選択した人も、将来必ずダメになると予想される相手と無理して結婚して、結局離婚してしまうことになるのなら、子供はありがたく授かって、後からゆっくりパートナーを探せば良いと考えて良いのです。
ご縁という点から観ると、子供を授かるご縁はあっても、一生涯を共に過ごすご縁はない場合があるのです。
それを失敗だとか間違いだとか、ネガティブになったところで、何のプラスにもなりません。
子供とって1番大切なのは、ひたすら前向きで正直、一生懸命でハッピーな親の姿に接していられることなのです。
失敗したことから立ち直れない場合
例え、離婚を繰り返したとしても…
このように若い過去を全部清算してくれるような人に出会えるまで、諦めない姿勢で生きるべきです。
別に離婚を奨励しているわけではありませんが、人間的に優秀な人でさえ、出会いに恵まれないこともあります。
何回も再婚して、やっと本物の結婚相手を見つけることができたという人の離婚の原因が、浮気癖ばかりとは限らないのです。
このような離婚の原因が結構多いのです。
このように思うのではなく…
こんな風に誓って、何がいけなかったのか反省しましょう。
そして、次の出会いでは理想にピッタリの人を見つける意志を固めましょう。
私たち人間が学ばなければいけないのは、どんなに失敗しても諦めないで理想を追うことです。
離婚と再婚の決断
離婚を経験すると…
こんな風に思う人もいます。
ですが、こればかりは自分の魂の声をよく聞いて、本当にずっとひとりでいても良いのか、それとも、やはり人生を共にしていけるパートナーを見つけたいのか、自分の正直な気持ちを知ってください。
というのは、『不安』や『恐怖心』、『自信のなさ』の表れです。
不安を理由に決めるのは、その不安を肯定したことになります。
という事は、ずっとその不安と共存していくと決めたことになります。
そういった場合、不安はなくなりません。
思い切って再婚して幸せにならない限り、『失敗したくない』という気持ちは消えないのです。
ましてや十分失敗して痛い目に遭っているのなら、なおさら次に失敗しないためには、どうすればいいのかということが、以前よりはわかっているはずです。
わかっていないなら、直ちに過去から学びましょう。
と考えた途端に、離婚の大変さと、新しい出会いを求める大変さを考えると…
という気持ちに圧倒されそうになるかもしれません。
ですが、これもキャリア同様、
という決意のもとで動けば、必ず希望は叶うはずです。
自分が本当に求める幸せや、新しい人生は、自分が動かなければ誰も与えてくれないのです。
自分の人生を自分で選択して、決断して、実行する、それだけです。
自分を幸せにする道は、自分で切り開いていかないといけませんから。
ただ、いったん家族を持ってしまうと、自分ひとりで全てを強引に決めてしまうわけにはいかなくなります。
一晩にしてサラッと離婚できるのは、非常にラッキーなケースで、長く時間を共にした相手との離婚は時間がかかるものです。
いくら離婚するしか他に方法がないという結論になったとしても、それによって全てを壊してしまって、一からやり直すのは大変なことです。
自分や子供の精神力、行動力、そして財力などの土台がないのに無理をすると、それこそ立ち直れなくなるくらいの境地に追い込まれる可能性があります。
必要な時間をかけて、それに巻き込まれる家族みんなへのダメージが1番少ない方法やタイミングを選びましょう。
家庭内暴力や浮気などで、とにかくすぐに別れるしかないといった緊急を要する場合の方が逆に離れやすいのです。
ですが、そんな決定的な理由もないけれど、このまま一緒にいても仕方ない、お互いに幸せにはなれないだろう、という結論で離婚する場合も、それなりに時間をかけて、離婚によって影響が出る家族たちとも相談しながら、1番良い時期を選べるように進めてください。
最後に…
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
婚活のための結婚恋愛相談室 室長
望月 美里(もちづき みさと)
では、またお会いしましょう!