私たちは結局「魂の安住の地」をずっと探していて、そのために恋愛も結婚もあります。
でも、すんなり魂の安まる恋愛や結婚にたどり着ける人というのは、なかなかいないものです。
「真の自分を生きる」という喜びを感じられることが、魂の望む幸せです。
そして、その基盤になるのが、「魂の結婚」。
こんなコンセプトで、もっとストレートに魂の安まるパートナーを見つけることはできないものかと、考える人もいると思います。
考えていくと、自分の魂も安らかでないと、相手の人の魂の安住の地に放ってあげられない。
だから時には痛い目に遭い、いらないものを削り落として、魂を磨き上げるような経験をさせられるのは、仕方ないことなのかもしれないなと納得したりもするのです。
でもできれば真っすぐに、魂の安まるパートナー、つまり「自分の片割れ」のいる方に向かっていってもらいたいです。
安らかな魂が、安らかな世の中を創るのだと信じて。そしてこの魂の安らぎは、この世の今を生きる私たちのためのものと信じて。
どんな物質主義の世の中になっても、科学が尊重されても、「魂の結婚」が地球上からなくなってしまいませんように。
「魂の結婚」をして、幸せになりますように。 どんどんみんなが
『恋愛』と『結婚』の本当の意味
自分は結婚したいかどうか、今はピンとこない人でも、恋愛はしたいって思うものですよね。
ですが、自分の生活がぼんやりしてきた時など特に、「自分の人生にとって革命的な大恋愛」「自分を魂の底から、揺さぶるような恋愛」…
そんなものがあったら飛び込んでしまいたいと思ってみたり、息をするのも辛くて、食事も喉を通らないくらい、自分を夢中にさせてくれる誰かに出会いたい!なんて願望や期待が湧き出てきたり。
恋愛は、結婚相手探しの始まり
人によっては、自分自身の全て、生活もお財布も、何もかもを相手に預けてしまうこともあります。
恋は盲目と言われようが、惚れた弱みと言われようが、そうすることで、一時的に自分を離脱して「新しい自分」「自分以上の誰か」「憧れの人に認められる自分」になりたいという願望を満たそうとでもするかのように。
とにかく今の自分を脱皮して大きく成長したいときに恋愛したくなる傾向が強くなるようです。
自分の心を預ける相手を間違えると、人の心を大切にしない人にめちゃめちゃな扱いをされて、ボロボロにされてしまいます。
旅をするパートナー。 私たちに必要なのは、一緒に乗り物を操縦して
どちらかが疲れて、ちょっとひと休みしたくなったら、その間ちゃんと舵をとって、必ず最初に決めた目的地に一緒に到着できる、安心できるパートナーシップです。
失敗することは悪いことじゃない
確かに、いい恋愛も辛い恋愛も人間を成長させてくれます。
後でどんなに「変なヤツに捕まっちゃったな」と思っても、その人の持つ何かを、その時の自分が必要としていたから、お付き合いをするようになったのです。
相手が自分にないものを持ち合わせているのは、自分と全然違うバックグラウンドがあってのことでしょう。
ですから、それが原因で自分と全然合わなかったとしても、冷静に考えるとごく当たり前のこととして、納得がいきますよね。
「ああでもない、こうでもない、この人じゃない、あの人でもない!」と辛い経験を重ねながら恋愛するのは、ちゃんと意味がある。
まずは自分が誰であるかを知って、不完全な自分を完全にしてくれる「自分の片割れ」がどんな人かを知るためだということです。
恋愛相手は自分の鏡のようなもの
私たちは恋愛に、自分に与えられたもの、与えられなかったものの全てを要求してしまうものです。
親に与えられた愛、親から与えられなかった愛、自分の理想とする愛などの全てを、恋愛で実現させようとしてしまうのです。
そして自分にないものを相手からどんどん吸収しようとします。
恋愛相手は自分の鏡のようなもの。
相手に自分を映し出しながら、自分はどういう人間なのか、何を求めていて、何が足らないかなどを熟考させられるのです。
ダメな恋愛をしているときは特に、「私のどこがいけないんだろう?何が足らないんだろう?」って延々と考えさせられますよね。
自分に満足していないほど、自分とかけ離れた人に夢中になるものです。
自分に自信のない人は、どうせ手に入らないような人を好きになってしまう。
本当はその人が自分の手に入ったら、振り回されて困ってしまうのに。
結婚は、恋愛の延長線上にある
今までの自分という器を、パートナーと一緒に新しい器に置き換えるような作業をするのが結婚です。
この器は、住む家であったり、環境であったり、お互いとの関わり方であったり、生活スタイルであったり、二人を取り巻く人間関係であったり、生活に関わる全てのことです。
新しい器との交換は、自分たちの気に入ったものを自分たちで選びます。
そして、自分たちの成長と共に、さらに大きく、心地の良い、良質なものにしていくためのものです。
器は途中で欠けてしまったり、ヒビが入ったり、壊れてしまったりすることもありますし、だんだん小さくなって窮屈に感じるようになることもあるでしょう。
ですから、一緒に魂を成長させていけないと、相手の存在に窮屈さを感じて、一緒にいるのが辛くなってくるのです。
そればかりではなく、その人のせいで自分は成長できないと感じてしまったりします。
恋愛はうまくいけばいいってものではない
そのためにも、器を一緒に選ぶ相手はどんな人じゃないとダメなのか、自分に必要ないもの、自分の手に負えない人などを見極めることが大切です。
心構えや知識が持てるでしょう。 恋愛で苦労した分、結婚でうまくやっていくための
ですから、恋愛からしっかり学んで、自分の結婚を考えてください。
無自覚でも、運命の人を探している
ギリシャ神話によると、もともと人間は男女がくっついた形だったといいます。顔が2つ、手足は4本ずつ。
そして生まれてから死ぬまで、いつもお互いという存在があって、常に話し合える相手がいて、生まれた時から生涯のパートナーと共存しているのが当たり前でした。
ところが、ある日神の怒りに触れて、2つに切り離されてしまい、今の人間の形になってしまいました。
だから「人間は自分の片割れを探している」とミュージカル「Hedwig and the Angry Inch」の中の「Origin of Love」の歌詞に、そう歌われているのです。
ギリシャ神話の時代、そんなずっと昔から、人は自分の片割れを探しながら生きていることを、自覚してきたということです。
早く気づいた者勝ち、早く決めた者勝ち
自分がこうして生まれて存在しているように、この世の中には自分の片割れがきっと存在していて、自分と同じように自分の片割れを必要としているはず。
本気で結婚しようと思った人、本気で「パートナーが欲しい、ひとりでいたくない」と思った人が、その片割れを見つけることができるんです。
「早く気づいた者勝ち、早く決めた者勝ち」
そんなふうに考えないと、いつまでもグズグズしてしまいそうです。
この世にパーフェクトな人間はいない
自分を知って、自分の片割れを見つけるためにも、私たちは紆余曲折を経験しながら人生の旅をして、自分の本当の幸せや、自分の魂を満たしてくれる人や物事を探し求めます。
そして、自分の使命や究極の喜びや生きがいについて考えるのだと思います。
結婚相手を見つけようとすることそのものが、「自分を知り、それに合った自分の片割れを見つけること」そのものだと思います。
「自分の片割れ」をしっかり理解する
「自分の片割れ」がなんだかわからないまま、生活に必要な条件だけで結婚してしまう人がいます。
例えば、「条件は一応揃ってるんだけど、あとは我慢しようかしら」と考える人がいます。
「条件は揃っているから、ここからお互いの片割れとして成長していくためには、どうしたらいいか」と考えないと、乗り越えられない壁が出てくるのです。
結婚した瞬間から、例えば独身時代にはなかった問題にぶつかると、「何もかも離婚さえすれば問題は解決する」なんて考えに走ってしまう人もいます。
「素質」を持った人は必ず存在する
この世に自分自身が存在しているように、自分の片割れとしてぴったりな「素質」を持った人が必ず存在しているはず。
そんな人と力を合わせて生きていけたら、よりバランスの取れた人生になると思うのです。
「お互いに片割れとして完成していく素質を持った者同士が、さらに努力をして、さらに洗練された片割れになっていく」のが結婚という関係です。
自分の理想をよく考える
また、パーフェクトな人は、必ずしもパーフェクトな条件で現れるとは限りません。
お互いの形に合わせて調整できるような隙間とか余裕があるのが、普通じゃないでしょうか?
「理想の夫は自分が創り上げる!彼の理想の妻に自力でなってやる!」くらいの気持ちで、出会いに挑みましょう。
理想が現実からはるか彼方を向いてしまっていないか、チャックする必要があります。
「いい素材」を見つけて片割れにする
出来上がった片割れを見つけようとしないで、「いい素材」を見つけて片割れにしちゃう。自分も「いい素材」のままでいて、相手の片割れになっちゃう。
そして、「自分の片割れは絶対存在する!」「いなかったら素材から創る!」と思うところから、スタートしてみましょう。
魂レベルのパートナーを探す
自分にぴったり、フィットするセーターを編むとか、靴を特注するとか、そんな一生ものを手に入れるような気持ちになれたら、なんだかワクワクしないでしょうか?
本当に魂レベルのパートナーができると、自分たちの可能性もどんどん広がっていくものです。
片割れは必ず存在しています! あなたの
幸せな結婚ができる相手を探す
いくら「自分ひとりでも幸せ」とか「自分ひとりの方が面倒くさくなくていいや」なんて思えても、自分だけの満足感は刹那的で続かないものです。
自分ひとりで自分自身を最高に伸ばそうと努力するにも、自分自身という壁を乗り越えるには、人の力や自分以上の力が必要になってきます。
ひとりで生きていくということ
自分ひとりで幸せになれる範囲内で満足する人生と、自分ひとりでは絶対に感じられない幸せに満たさせる人生。
ただ、「自分はひとりで生きていくんだ。ひとりでいいんだ」って決めてしまっている人よりも、自分ひとりでは味わえない幸せを感じて生きている人の方が、はるかに幸せそうです。
自分の心を磨き続ける
結婚にもいろいろあって、家庭を築くためとか、愛する人と末長く幸せになるための結婚以外にも、財産を増やし、社会的地位を向上させるための結婚もあります。
「魂の結婚」です。 フォーカスするのは、
結婚することで、魂的に一緒に成長することができる結婚です。
だからといって、独身の人は幸せにはなれない、なんてことは絶対に言いません。聖職者がそうであるように、独身でも魂を磨いていくことはできます。
魂を磨いていくことを考えてみましょう。 結婚することで
特に、「自分の片割れなんかいないんじゃないか」「自分はこんなんで結婚できるんだろうか」なんて考えている人もいるかと思います。
そのような方には「本当に望めば必ず自分の片割れを見つけられて、魂の結婚をして、幸せになれるはず!諦めないで!」と伝えたいのです。
「魂の結婚」の意義
「魂の結婚」って、一体どんな結婚なんだろう?魂レベルの結びつきとか、魂的に観るとか、それに魂を満たすってどんなことなんだろう?
「自分の根っこ」とイメージしてください。 「魂」とは
その自分の根っこの1番純粋な芯の部分で結ばれている結婚を「魂の結婚」と考えてください。
科学的には、この世のもの全ては生き延びるため、「サバイバル」するためにあって、世の中全ての物事、人々の発想はそのためだけにある、という結論があります。
しかし「サバイバルできればいい」という考えだけで生きていると、どうなるか。
「自分が生き延びるためなら何だってやる」「他の人を殺してでも自分が生き延びられたらいい」という考えに結びついてしまう可能性が出てきます。
そして疲れると、「何で生きているんだろう?何でわざわざサバイバルしているんだろう?」なんて思ってしまうようにもなるのです。
魂の意思とは
この生き延びたいという欲望、そしてその他の全ての感情は、肉体にくっついているものです。
頭で考えられること、心で感じることは、その時に置かれた環境や、体調などの肉体の状態に大きく左右されます。
そして、体調が悪ければ、悪いことを考えてしまったり、弱気になったりするものです。
魂の意思です。 肉体の意思と全く別のところにあるのが、
魂は肉体がどんな環境にあっても、肉体と全く違う視点で、自分が生き延びるために必要な糧を見出すことができます。
「魂の結婚」と「サバイバルの結婚」
それに魂には、たとえ肉体がなくなっても、他の人や物に宿って存在し続けることだってできるのです。
魂は本当に自分が求める、自分にとって正しい生き方を判断する生命の知性ともいえるでしょう。
例えば、どんなに生活は安定していても、逃げ出したくなるような結婚生活があるように、肉体が生き延びられる環境と、魂が生き延びられる環境は、必ずしも同じではないのです。
「魂の結婚」以外は全て「サバイバルの結婚」。
「魂レベルの結婚」=「魂婚」
もちろん、結婚は本来サバイバルのためにあるのは確実なのですが、この「サバイバルの結婚」は、「肉体の結婚」で、肉体のサバイバルのためにあります。
「サバイバル婚」は、「一緒に生き延びなきゃ」という一体感が失われてしまうと、修復不可能な弱さがあります。
夫婦間がうまくいかなくなったら、他の人とサバイバルすることを考えたり、子供ができた途端に夫の必要性を感じなくなったりします。
そして、経済的なサポートだけ要求して、夫の存在そのものは負担に感じてしまったりするようになることもあります。
生活はできていても、夫婦や家族としての一体感を全く感じないなど、そんな悪い結果につながってしまうこともあります。
魂レベルで結びついた夫婦
「魂の結婚」とは、夫婦として一緒にいることによって、いつも自分の1番純粋な根っこの部分に戻れるような関係です。
肉体にくっついた、あらゆる感情を超えた、もっと根っこの部分にある判断力が、魂の声の出所です。
お互いの生きる姿を見つめ合えば、そこに「本来あるべき自分の姿」を観ることができます。
いろいろ問題が生じたとしても、1番根っこの純粋に幸せに生きたいという願いや、自分を信じる力、そして自分に正しいこと、そういった自分の原点に立つことが大切です。
いつも自分を修正できて、決して一時的な物事に振り回されないでいられるように支え合えるのが「魂レベルで結びついた夫婦」なのです。
自分の「魂」に必要なもの
「魂」は、私たちが持って生まれた生命そのものの知性や知覚とでもいいましょうか。
もちろん、これもサバイバルのためなのですが、肉体の意思と判断力だけで生き延びていけなくなる時でも、この魂の力でサバイバルしていくことができます。
この魂と肉体の両方のサバイバル能力をバランスよく駆使して生きていくことが、本当の幸せに結びつくのです。
魂のサバイバルのためには、自分で積極的に、自分の魂に必要なものを取り込んでいかないといけないでしょう。
大事なのは「魂レベルで観る」こと
例えば、魂レベルで観るということは、肉眼では見えない、自分の魂にとって価値のあるものを観るということです。
例えば、「観光」は「光を観る」と書きますが、観光地に行ってそこにある建物や風景などを見る以上に、その場所の光や雰囲気や歴史など、肉眼では見えないことを観じ取ることで、本当に観光したことになるのです。
これと同じように、生きていくのに必要な有形の価値だけではなく、無形の価値も重視するのが、魂レベルの価値判断です。
「魂婚」ということです。 そして、夫婦間の無形の価値を基盤にするのが、「魂レベルの結婚」つまり
自分を愛して大切にする
私たちは自分を愛して、大切に幸せにすることが義務付けられていると思います。これは自分の自分に対する責任で、自分にしてあげられるせめてものことです。
この世に生きる人々は、みんな平等に物やお金や良い環境が与えられているわけではありません。
中には、自分の幸せのために結婚したいと思うのに、なぜか億劫になってしまったり、「結婚という幸せはないんじゃないか」なんて感じてしまっている人もいます。
そうではなくて「愛する自分のために、自分に合った自分の魂のための結婚をしよう!」と思い直してもらいたいのです。
自分の片割れの存在に近づく
「自分の魂のための結婚」って考えると、結婚に対するイメージや理想の結婚相手像が今までと変わってくるところがありませんか?
「自分の魂を磨くための結婚」って考えると、新しい視野が広がってこないでしょうか?そのための片割れを見つけるって考えたら、人を観る視点が定まってきませんか?
これだけでも、ググッと大幅に魂の片割れ、自分の片割れの存在に近づいているのです。
パートナーとの「魂の結婚」
また、パートナーが同性の場合も同じように、結婚という法律上の約束事ができなくても、お互いを一生支え合う、「魂の結婚」をされることをオススメします。
また、子供を持つことを希望していないカップルは、恋愛中心の関係に走りがちに見えます。
幸せな結婚への近道
一緒にいて幸せとか、安心とか、とても愛しているからとか、そういう理由だけでも十分結婚に踏み切れるものです。
そして、相手を愛していると思うからこそ、いろいろなズレを乗り越えていこうとするのが結婚生活というものです。
しばらくはそれでやっていけても、夫婦が魂レベルで満たされていないと、月日が経つにつれてだんだん歯車が合わなくなってきます。
「どうしても埋められないズレを感じてきた」と煮詰まってしまいます。
魂レベルの結びつき
例えば、愛情表現が下手とか、愛情を感じなくなってしまったとか、スキンシップがないとか、感覚が合わないなど、お互いの違いや相手に対する期待と現実のズレが露になってきます。
それを修正して乗り越えなければいけない時に、魂で結びついてる確信がないと、「この人に合わせる努力なんかしても無駄かも」なんて思ってしまうでしょう。
魂の結びつきがあれば、物事がうまくいかなくなっても、結婚という関係を守ることを最優先にできます。
魂の結びつきのない関係では、自分の魂の行き場がなくなって、自分の魂の帰る場所、落ち着く場所がなくなったかのように感じてしまうのです。
生きる希望を持てる結婚
自分に愛する人がいるということ、そしてその人に愛されていると実感できること、それだけで生きる希望が持てるのが「魂の結婚」。
「何でも一緒に乗り越えていこう!」といつも前向きに思える、そんな関係を自分たちの生涯の土台にしよう、と約束することが大事。
魂レベルで結びつきを感じても、いろんな悪条件が重なって一緒になれないケースもあります。
魂レベルで結びついていれば必ずしも結婚できるというわけではありません。
魂レベルの結びつきは結婚という関係じゃなくても成り立ちます。
実際にところ、魂の結びつきはなくても経済的な理由で結婚が成り立っているケースも多いです。
「魂そのまま」の自分を伝える
魂のための結婚を最初から狙うことをオススメします。 結婚に抵抗がある人はなおさら、
「そんな魂の分身、自分の片割れみたいな人を探してちゃ、いつまでたっても結婚できないよ」なんて思う人もいるかもしれません。
「自分の魂そのまま」が伝わるような自分になれれば、「魂の結婚相手」に出会えるのです。 ですが、他のものは一旦捨てて
「魂的な価値」を優先する
「魂そのまま」の自分が伝わるようになるには、まずは自分の毎日の生活の中で、物質的な価値判断は後回し、または必要最低限にしましょう。
魂的な価値を優先して、便宜上の付き合いよりも、自分の魂を感化してくれる人との出会いや付き合いを積極的に求めるなどの工夫をしてください。 そして
魂の安定と自由を求める結婚
玉の輿やセレブな結婚に憧れる人は後を絶ちませんし、お金持ちはさらにお金持ちと結婚し、無名な人が有名人と結婚して有名になり…
このような、ステータスの階段を登っていくための結婚を積極的に望む人もいます。
安定と自由を求める結婚をすれば、生活の安定だってついてくるのです。 魂の
結婚相手は安心感が最優先
恋愛相手と結婚相手では、優先するポイントも付き合い方も、見切りの付け方も全然変わってきます。
そして精神的に激動しても、それはそれで刺激的でよしと思えるところもあります。
安心感が最優先されるべきでしょう。 結婚は一緒に生きていく
ひとりの人をずっと愛し続ける
恋愛は相手に対する気持ちが冷めてしまったり、「この人じゃないかも」なんて思ったり、または他に好きな人ができたら終わりになってしまいます。
反対に、結婚は「何でこんな人と結婚しちゃったんだろう」なんて思うことがあったとしても、たとえ他に好きな人ができてしまうこともあるかもしれません。
でも、自分が選んだひとりの人を愛し続けるために、努力して続けていくもの。
繰り返し相手の良いところを見直しましょう。
そして、それを引き出せる工夫をするとか、そういうことそのものに幸せを感じないといけないのです。
結婚に向いていない付き合い方
そして、どんなに好きな相手でも、一緒に暮らせないようじゃ、話にもなりません。
どんなに相手を尊敬できても、自分を抑制したり、押さえつけるようにコントロールされるようでは続かないでしょう。
お互いの気持ちを考えず好き放題にしたり、自由を尊重しすぎた関係も、結婚には向きません。
どんなに有能な人間でも、お互い競争心をむき出すようでは、最終的にはお互いを殺し合ってしまいます。
スリルは魂の結びつきではない
そんなふうに、結婚する相手とは、自分を活かしながら共存できるかどうかが最優先です。
ですが、そのスリルがなくなるとダメになってしまうケースが多いのです。
肉体の感覚で、魂の結びつきではないのです。 スリルというのは
離婚はそう簡単にはできない
恋愛なんか、何回失敗しても次の恋愛の肥やしにすれば良いものです。
恋愛に比べて結婚は、生活そのものを巻き込むので、そう簡単に離婚できないことが多いです。
それまで二人で共有していたものを失ってしまうことになるので、ダメージが大きいのです。
ですが、結婚の場合は、相手と共存するために「元の自分」という原型も変わってしまっているのです。
本当に必要なのは「本命の素材の人」
結婚したい人は、恋愛相手を選ぶような感覚で相手を探してはいけません。
たまにしか履かないJimmy Chooのハイヒールみたいな靴を見つけるのではなくて、毎日ずーっと履いても、自分の素足の感覚を失わないような、そんな自分の足にピタッとフィットする素材とデザインの靴を見つける感じです。
「自分で素材を手に入れて、自分で創る!」くらいのつもりでいた方がいいでしょう。 全然見つからない場合は
あれこれ条件がそろっているより、将来伸びる素材系の人がいいですよ。
地位を確立してエスタブリッシュしている人ほど、自分の過去に捕われていたりします。
「自分が理想とする型」の人を探す
自分自身が素材系の人は、「自分が理想とする型」みたいな人と結婚すればいいと思うのです。
行動力のある相手を見つけましょう。 考え方や理想に共通点があって「この人と一緒にいれば、自分はズレることがないだろう」と思えるような、理想を叶える
自分は、自分の人生のクリエイターとしてディレクションをしていきたいタイプか、それともサポートする側にまわりたいのか、そんなことも考えておいた方がいいですね。
もちろんこれは、パートナーの素質や、その時々の状況によってどちら側にまわるかが決まってくるでしょうけれど。
とにかく、未来のビジョンについてコミュニケーションがしっかりとれていることが大切です。
その素材をダメにしてしまうようなことさえしなければ、うまくいくはずなのです。
「結婚したい人」と結婚する
とにかく結婚相手を探すなら、「恋愛したい人」ではなくて「結婚したい人」。幸せな家庭を持つというビジョンが未来にスーッと伸びている人です。
ちょっと関わってダメになっても、クヨクヨしないこと。
「焦って失敗しなくてよかった、ラッキー!」くらいに考えて、さっさと前を見て「次は本命!」とキリッとしたスタートを切り直しましょう。
「本命の素材の人」だけなのですから。 あなたに必要なのは
人は癒し癒されるために生きている
人は、癒されるためにこの世に生まれてきていると思うのです。
輪廻転生を信じるとか信じないとかには関係なく、単純にもし自分が傷ついた魂で人生を終えなきゃいけないことになったら、「もう一度生まれてきて幸せになってやる!」って思うのではないでしょうか?
生活そのものを「自分を癒し、周囲の人を癒し、そしてお互いに癒され合うために営むもの」というふうに、ヒーリングする。
このことを基本にして考えてみましょう。
そんな生活はどんどん幸運を生んでいくと思うのです。
そんなふうに結婚も、癒し癒されるためのものであるべきじゃないでしょうか?
爽快さや安堵感は最高です。 人を癒し、人に癒された時の魂に染み渡るような
本当に癒されたかったら、他の人の魂を癒すこと。
自分がやったことで他の人に喜んでもらえたり、幸せになってもらえたりする時に、一緒になって喜べる瞬間って、とっても幸せですよね。
「魂的な結婚」と「魂的な家庭」
結婚は家族の始まりで、この家庭がいずれ社会を創っていくのです。
自分が選ぶ自分の結婚生活を殺伐とした家族、そして社会の始まりにはしたくないですよね。
家族を生んで、癒し癒される社会を創っていく。 自分が幸せになるための結婚が、癒し癒される
そんな魂的な結婚をして、魂的な家庭を育んでもらいたいです。
ですが、「社会」と考えると枠が大きすぎても、自分の結婚生活の中での癒し癒されることの大切さなら納得できるのではないでしょうか?
最初は自分ができることを考える
実際、家庭内が殺伐とした社会の縮小版みたいになっているケースはあります。
ですが、殺伐とした家庭の中で育った人ほど、それを次の世代まで持ち越さないようにするのが自分の役目なのだと思います。
人の役に立ちたいとか、使命を見つけたいと思ったら、まずは自分のできることで、他の人を癒せることって何だろう?って考えるのが1番です。
どんな家庭を創りたいか想像する
職場でも、自分が関係する人々の間で、癒し合うエネルギーが循環されるようにすることができないと、そこにいるだけで苦しくなるような、悪い雰囲気になってしまいます。
とはいえ、仕事なると殺伐とした場所で1日を過ごさないといけないこともあるかもしれません。
でも、家に帰りさえすれば家族の愛情で癒される、そんな家庭を持つために結婚する。
そしてハッピーな家庭はハッピーな母が創るものでもあります。
女性がハッピーになって、家族、社会、地球を創っているとイメージするだけでも、ちょっと世の中が明るくなりそうな感じがしませんか?
結婚は自分で見極めて選ぶもの
結婚して幸せになることを「そういうラッキーな運の人もいれば、そうでない人もいる」「結婚できる運命の人もいれば、できない運命の人もいる」…
このように、いい結婚相手を見つけることも、幸せな結婚をすることも、まるで天のくじ引きみたいに思っている方もいます。
でも、結婚はそうやって偶然に与えられるものではありません。
自分にとって「いい結婚相手」「幸せな結婚」とは何なのかを考えましょう。
それらを見極めて選ぶもの、「自分のための自分に合った結婚」という幸運の基盤を、自分で創り上げていくのだと考えた方がいいと思うのです。
もちろん、結婚というシステムに向く人と向かない人がいるのは確かです。
決意するべき。 でも、後で結婚しなかったことを後悔したり、自分の気持ちに影を落とすかもと感じるなら「自分に合った結婚をするぞ!」と
恋愛、結婚はタイミングを逃さないこと
タイミングで一致して物事が起こるのです。 偶然が起こるにしても、自分の行動や環境などが、ある
ですから、自分が動かなければ、偶然も起こらないのです。
全ての物事は、まず自分の意思と行動があって起こっていると考えましょう。
自分以外の力のせいにしない、最悪な恋愛や結婚になっても、自分を責めたり、自分以外の物事ばかりを責めたりしてはいけません。
その起こった状況の中から自分にとってプラスになる意味のあることを拾っていきましょう。
愛する人の全てを寛容に受け入れる
あなたには、自分の理想の結婚相手のイメージができあがっているでしょうか?
そして、その人が現れたら、その人の全てを受け入れることが、今の自分にできるでしょうか?
結婚は、「あなたのここは受け入れられるけど、こういうところは嫌」とは言えないのです。
改善していく、あまり改善されなくても、寛容に受け入れないといけないのです。 全部受け入れた上で、嫌な部分は一緒になって
いつまでも自分らしくいられる関係
例えば「憧れの人」と「一緒に生きていけるパートナー」は全く別なことが多いです。
人は、自分と棲んでいる世界が違う人に憧れがちです。ですが、実生活を共にするのは全く別の話です。
私生活を支え合う関係の中で、お互いの極端に違う部分を讃えることは大切です。
ですが、だからといってただ「素敵!」なんて言っていられないのです。
結婚はお互いの「価値観」が大事
自分の中のルーツやルールが極端に違う人と結婚して、そのギャップを我慢してその場をやり過ごすだけではいけません。
一緒にふたりのルールを創っていけるようでないと、いくら好きだからといって相手の世界に飛び込んでも、自分が自分でいられなくなるようではダメなんです。
共存できることです。 1番いいのは、相手の世界に自分の世界がそのまま
例えば、職種が違ったとしても、価値観が同じならいいわけです。
とにかく結婚生活の中で自分の魂が観えなくなってしまうようではいけません。
そして、自分がなくなってしまうような結婚では辛いですよね。
運まかせではなく自分で選ぶ
そしてこういった魂の結びつきを重視した結婚、自分が自分でいられて、さらに伸びていける結婚というのは、「運が良ければたまたまそういう人に出会える」というのではありません。
もちろん「運気」の存在やその影響力の絶大さは認めます。
ですが、結婚を運まかせにするべきではありません。
見極めて選ぶものであるべきでしょう。 結婚相手はあくまでも自分で
一体感のある夫婦こそ幸せのカギ
あとは一緒にいい運に乗っていけるように努力をして、相手の運が上がれば、自分も一緒に上がる。
どちらかの運が下がったら、もう一方が支えてあげて、一緒に運気が低下しても、じっと耐えて一緒に運が上がるのを待てる。
一体感こそが、パートナーとして安心していられるのだと思うのです。 この
そんな人を見つけないと、自分の運気が上がっている時は足を引っ張られ、相手の運気が上がっている時は、好き勝手にされる。
結婚は自分の幸せのための種まき
多くの人が結婚相手を見つけた瞬間に、「この人だ!」ってわかったと言います。
これは自分の人生にパートナーを受け入れる準備と覚悟が十分できていたから、ピン!ときたのだと思います。
覚悟ができていたから瞬時にその人を受け入れる態勢に入れたということですね。
人に出会う偶然が重なっても、自分がそれを受け入れる覚悟ができていないと、全てのチャンスを見逃してしまいます。
まずは「自分は幸せな結婚をするんだ!」って思うこと。
それを「自分で実現する」と、自分に約束すること。
そして「それが可能だ」と自分を信じること。
まずはそこから始めてみましょう。
自分から絶対諦めないこと
誰でも結婚して幸せになれる可能性があることを、無下にしないでほしいのです。
結婚したからこそ人間として大きく成長できることとか、自分ひとりでは得られない幸せや、可能性を経験することの素晴らしさがあります。
それを、自分から諦めてしまわないでほしいと強く思うのです。
結婚で人生を一からやり直すことも可能
ですが、まずは自分の魂を満たすための結婚について、じっくり考えてみましょう。
そうすると、結婚に付随するいろんな雑念が取り除かれて、もっとシンプルなものに観えてくるはず。
そうすると、「自分の魂の成長のために必要なものかも」って思えないでしょうか?
そして「自分の魂を満たす人って、こんな魂の人かな」ってイメージが湧いてきませんか?
すると自分を束縛していた結婚というイメージが、自分を解放する結婚というイメージに変わっていかないでしょうか?
やり直すことだってできるのです。 結婚という新しい自分のルーツとルールを設定し、自分の人生を一から、思い通りに
自分のルーツやカルマを浄化して、思い通りの理想の家庭を育んでいくことだって可能なのです。
種まきなのだと思います。 そんなふうに、結婚は自分の幸せのための
最後に…
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
婚活のための結婚恋愛相談室 室長
望月 美里(もちづき みさと)
では、またお会いしましょう!